雪崩情報

更新日時: 2020/12/30 06:00

白馬


アルパイン Low これからの降雪量の増加によって危険度は上がっていきます。


森林限界 Low これからの降雪量の増加によって危険度は上がっていきます。


森林帯 Fair 降雨の影響と積雪の増加に注意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

遠くまで遊びに行く日ではなさそうです。低標高帯の強い雨の影響はすぐには取れません。下山路に低標高帯の急峻な沢の中を長く移動しなければいけないルートは避けるのが賢明かもしれません。また、標高が高い場所の方雪は良いですから、ゲレンデトップに戻ってくるプランの方がより楽しめるでしょう。シーズンもまだ始まったばかりなので、ゲレンデで足を作るのに当てても良い日かもしれませんね。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

6時現在、標高1000m 以下では強い雨が降っている。

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow


ベース画像

6時現在、標高1000m 以下では強い雨が降っている。

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

積雪量の増加とともにサイズ、可能性ともに上がっていく傾向。

概要

雪崩


昨日は、低標高帯で湿雪点発生が複数観察された。

積雪


前回の降雪による積雪はすっかり沈降し、高い標高では硬いスラブとなり、低標高帯では、融解凍結を繰り返す状態となった。日照斜面ではクラストが形成された。未明より1000mより上では強い降雪が始まっており、積雪が増加している。1000mより低標高では、強い雨のため融解が進んでいる。

天候


気象庁は、低気圧が関東沿岸の通過を予報。また、午後は冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、北部では雪か雨となるとの予報を出している。白馬村の標高750mでは、新たな積雪は0cm、気温は+1.5℃、強い雨(05:45)。

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