雪崩情報

更新日時: 2021/01/02 07:00

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

慎重なルート選択と保守的な意思決定が必要な日です。樹林帯にいても、自分の上方に発生区がないか、また、やや沢状の地形で走路となりやすい場所でないかなど、地形に注意を払うようにしてください。また、小さい雪崩でも深い埋没となる「地形の罠」が、滑りたい斜面の先にないかも重要です。仲間とのコミュニケーションを保つようにし、滑走時のグループ・マネジメントをしっかり行ってください。天気予報は再び強い降雪を予報していますので、気象変化にも注意を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1月1日)は、スキー場の管理作業にてサイズ1-1.5の雪崩が多数、観察されています。

積雪


12月31日夜半からの降雪深は標高1,000m付近で100cmを超えています。この新雪は沈降を進めていますが、低温が続いていることもあり、不安定性の解消はゆっくりです。また、強い西寄りの風で風下側にはウインドスラブが形成しており、とても警戒を要する状態となっています。

天候


新潟地方気象台は、1月2日5時49分、継続の形で山沿いに大雪注意報(12時間最大降雪量40cm)を発表。また、上越地方に対し、西の風、後、北西の風、やや強く雪、最高気温2℃(標高13m)を予報。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて、気温-7℃(6時30分現在)、過去24時間で20cmの降雪がありました。

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