雪崩情報

更新日時: 2021/01/03 04:32

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯の急斜面に形成されているストームスラブの誘発に注意してください。また過去の強い風により形成されている、稜線、支尾根直下のウインドスラブの存在にも注意が必要です。自身が低い斜度の場所にいても上部の大きな急斜面からの雪崩の可能性に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、今回の降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(2日)、新しい雪崩の報告はない

積雪


12月30日に埋没したクラストの上に今回の荒天の降雪が100cm以上載っている。この降雪は徐々に沈降が進み強度を上げてきている。積雪が多いエリアの急斜面ではグライドクラックが多数発生している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪は無い。気温-7.6℃、気象庁は、冬型の気圧配置が次第に緩むが、気圧の谷や湿った空気、寒気の影響を受けるため、山麓では曇り昼過ぎから時々晴れで昼前まで雪の降る所があるとの予報を出している。

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