雪崩情報

更新日時: 2021/01/09 05:30

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair 森の中にある発生区・走路に十分警戒を。


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

森林帯にいても、森の中にある発生区や走路に十分な警戒が必要な日です。自分の上方に発生区がないか考えてください。また、深い沢状や地形的な窪みなど、少量の雪でも深く埋没してしまう「地形の罠」に警戒してください。積雪表層がとても軟らかいこともあり、サイズ1の点発生雪崩でも埋没の危険があります。経験が浅い人にとって、ドライで深い雪を安全に楽しむには、スキー場が用意している新雪エリアがおすすめです。ゲレンデ内では滑走可能区域を守るようにしてください。

留意すべき雪崩

点発生乾雪雪崩 Dry Loose snow


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1月8日)はスキー場の朝の管理にてサイズ1-1.5のソフトスラブの雪崩が多数観察されています。いずれも、前日の夜に降った雪によるもの。

積雪


1月7日午後から始まった荒天のサイクルによって、森林帯上部では、過去36時間で70cm以上の降雪量となっています。一連の降雪は、低温であること、風が弱い状態にあることなどから、焼結は済んでおらず、急斜面にてスラフや点発生が起きやすい状態となっています。

天候


気象庁は1月8日16時18分、長野県北部に大雪注意報(12時間最大降雪量25cm)を発表。また、9日は北の風、雪、時々、くもり、最高気温-1℃(標高412m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温-7.3℃(5時現在)、過去12時間で20cmの積雪深差となっています。

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