雪崩情報

更新日時: 2021/01/16 04:39

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の高い場所の稜線、支尾根直下の急斜面の新たなウインドスラブの存在に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、先日の降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。寒冷前線が通過する予報です。新たな降雪、降雨や風の影響に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(15日)、新しい雪崩の観察は無い

積雪


昨日の日射の影響のため、南寄りの斜面では積雪表面にクラストを形成している見込み。高い標高帯では昨日の強風により稜線、支尾根直下の急斜面に新たなウインドスラブが形成されているが結合は悪くない。積雪が多いエリアの急斜面ではグライドクラックが多数あり埋没している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪はない。気温-2.1℃。気象庁の発表では、高気圧に緩やかに覆わるが、寒冷前線が夜にかけて北日本から東日本を通過する見込み。このため、山麓では晴れ後曇りで昼過ぎは一時雪か雨が降る予報を出している。

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