雪崩情報

更新日時: 2021/01/17 04:36

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

稜線、支尾根直下の急斜面に形成されている新たなウインドスラブの存在に注意してください。積雪が多くなる高い標高帯では、新たな降雪による急斜面のストームスラブの結合にも注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(16日)、新しい雪崩の観察は無い

積雪


昨日の雨の影響を受けた標高は不明だが少なくとも800m以上。高い標高帯では昨夕から深夜の強風により稜線、支尾根直下の急斜面に新たなウインドスラブが形成されている見込みだが結合は不明。積雪の多い場所では昨日からの降雪が30cm以上ある見込みだが、昨日の時点での不安定性は報告されていない。積雪が多いエリアの急斜面ではグライドクラックが多数あり埋没している。

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪は7cm。気温-2.8℃。気象庁の発表では、冬型の気圧配置が続くが、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りとなり、山麓では朝まで雪の降る所がある予報を出している。

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