かぐら谷川武尊 Kagura Tanigawa Hotaka

210121 04:47

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Alpine Low
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩 Avalanche

昨日(20日)、標高1050m付近の西向きの極端な急斜面で、人的誘発による面発生雪崩サイズ1が観察された。

積雪 Snowpack

先日の荒天の降雪が、高い標高帯では30cm以上旧雪の上に載り、風下の稜線や、支尾根直下にウインドスラブを形成している。18日の放射により旧雪表面が再結晶化している疑いがあるため境界面の結合に注意が必要。また19日に埋没したクラスト周辺に温度勾配が観察されており、今後の再結晶化に注意が必要。

天候 Weather

4時現在、アメダス藤原での過去12時間の降雪は無い。気温-10.2℃。気象庁の発表では、高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響により、山麓では晴れ、夕方から曇りの予報を出している。

行動への助言

降雪量が多い、高い標高帯のストームスラブの結合に注意してください。開けた急斜面や斜度が急激に落ち込むような場所からの誘発に注意が必要です。稜線、支尾根直下の急斜面にウインドスラブが形成されています。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。また急斜面ではクラックが多数開いているため、降雪で隠されたクラックへの転落にも注意が必要です。日中晴れる予報です。南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性に注意してください。