雪崩情報

更新日時: 2018/11/25 07:00

立山


アルパイン Good 南向きの大きな急斜面での日中の気温上昇と日射による湿雪点発生の可能性に留意


森林限界 Good 南向きの大きな急斜面での日中の気温上昇と日射による湿雪点発生の可能性に留意


森林帯 Low


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

まだ積雪が少なく、植生や岩が露出しています。滑走できそうに見える斜面でも先日の降雪により薄く岩が隠されている状況です。隠れた岩に引っかかって転倒したり、転倒した先に岩が隠れている可能性が高いため、滑走には十分気を付けてください。稜線、支尾根直下の極端な急斜面に局所的に形成されているウインドスラブに留意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう岩、深い沢、がけ等の「地形の罠」が露出しています。自分がいる場所や上部、下部の斜面がどんな地形なのか注意を払ってください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(24日)、極端な急斜面にて、過去24時間以内に発生したと思われるサイズ1-2の雪崩を観察した報告が複数あった。

積雪


標高2400m付近では積雪深が50cm程あるが地表が露出している場所が多い。積雪は沈降し始めている。

天候


気象庁の発表では、はじめ高気圧に覆われるが、上空の寒気や気圧の谷の影響を受ける見込み。夜は日本海の低気圧からのびる寒冷前線が南下し、北陸地方を通過する見込み。このため、山麓では晴れ、夕方から曇りで、夜は雨や雷雨となる所がある予報を出している。

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