雪崩情報

更新日時: 2021/02/02 05:25

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯では、新たな降雪により急斜面に形成されているストームスラブの存在に注意してください。斜度が急激に変化するような場所からの誘発に注意が必要です。低い標高帯では降雨と昇温による全層雪崩や、崖状の斜面からのブロックの崩落に注意が必要です。また発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」に注意してください。今後冬型の気圧配置になる予報です。新たな降雪量と風の影響で危険度は上昇します。気象の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

標高が低く積雪が薄い急斜面に注意

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(1日)、新しい雪崩を観察した報告はない

積雪


先日の荒天による降雪は沈降が進み、結合が良いが深夜から始まった降雨の標高は不明だが1000m付近で雪になっている場所もある。昨日の日射により南向きの急斜面にはクラストが形成され、その上に新たな降雪が載っている。

天候


4時現在、アメダス藤原周辺での過去12時間降雨量は2.5mm。気温1.2℃。現在も雨が降っている。気象庁の発表でははじめ寒冷前線の影響を受けるが、午後は冬型の気圧配置となる見込み。このため、山麓では曇りで明け方は雨か雪となる予報を出している。

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