雪崩情報

更新日時: 2021/02/07 06:00

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

アルパインエリアに残るウインドスラブの危険に注意してください。森林限界から標高の低い斜面では一般的には安全な雪崩コンディションです。ただし、極端な形状の地形などに残る局所的な不安定な雪に注意を。標高の低いところでは昨日からプラス気温が続いていますので、グライドクラックの入った全層雪崩の危険がある斜面に注意してください。そうした斜面の下で止まらない、素早く移動するといった基本的な行動様式でお願いします。天気は下り坂です。それを考慮した行動計画を。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

日中の昇温と降雨に留意

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(2月6日)は標高が低いところでsize 1.5-2の全層雪崩、森林限界付近ではウインドスラブの雪崩が観察されています。

積雪


昨日(2月6日)の昇温と日射の影響で、森林限界以下の南側の斜面を中心に雪面は湿るあるいは濡れた状態となりました。森林帯の北側では雪はドライな状態ですが、荒天の雪は十分に沈降しています。一方、アルパインエリアでは継続して強い西寄りの風が吹いています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、北西の変え、晴れ、昼過ぎから雨か雪、最高気温12℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-2℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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