雪崩情報

更新日時: 2021/02/11 06:26

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

強い北西の風が継続して吹いており、ウインドスラブへの注意が必要な日です。安全対策に最も有効な方法は、斜度を落とすこと、そして発生区や走路内などに、樹木などの障害物がない斜面を選ぶことです。また、地形の罠がないかの確認を忘れずに。規模の大きな雪崩が発生しうる日は、下山時に通過する沢状地形での行動に、特に注意してください。後方や側部の上部斜面で発生した雪崩が、そこにも流れ込む可能性があります。仲間とコミュニケーションを取りながら、賢いグループマネジメントで、良い一日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(2月10日)は、10日の朝までに発生したと思われるsize 2-3の自然発生によるウインドスラブの雪崩が北東側の斜面を中心に観察されています。また、標高の低い南西斜面でsize 2の全層雪崩も観察されています。

積雪


荒天の雪は、昨日の晴れと昇温によって沈降を進めていますが、標高の高い場所では強い北西の風によって、ウインドスラブが形成しています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、やや強く、後、南西の風、雨、昼過ぎから、くもり、後、晴れ、最高気温8℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-5℃(6時現在)、過去12時間で8cmの降雪がありました。

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