雪崩情報

更新日時: 2021/02/15 04:54

かぐら谷川武尊


アルパイン Fair


森林限界 Good


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

低い標高帯の極端な急斜面や崖状の場所からの全層雪崩に注意してください。日中気温が上昇し雨が降る予報です。大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも注意が必要です。頭上にそのような場所があるところに滞在しない、または滞在時間を短くすることをお勧めします。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

グライドクラックの開いている場所や極端な急斜面、崖状の場所からの全層雪崩やブロックの崩落に注意

概要

雪崩


昨日(14日)、1300m以下、南向きの極端な急斜面で全層雪崩サイズ1-2が多数。1000m以下では方位は問わず複数の全層雪崩が観察された。

積雪


昨日の日射と昇温より、標高1300m以下の斜面と南寄りの斜面の積雪表面は融解し融解が進んだ。低い標高帯では夜間の冷え込みが弱い日が2日続いている。

天候


4時現在、アメダス藤原周辺での過去24時間の降雪は無い。気温1.1℃。周辺では雨が降っている。気象庁の発表では、前線を伴った低気圧が伊豆諸島付近を通過し、夜には三陸沖へ進む見込み。このため、山麓では曇りで朝から夕方まで雨となり、夜は雪の降る所がある予報を出している。

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