雪崩情報

更新日時: 2021/02/15 06:00

白馬


アルパイン Fair 今後の降雪に留意


森林限界 Fair 今後の降雪降雨に留意


森林帯 Fair 今後の降雨に留意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の低いところでは、降雨と共に全層雪崩の危険は一層高まります。既にグライドクラックが入った斜面には近づかないようにしてください。また、濡れた雪はとても重たいため、小さい点発生雪崩であっても簡単に足元をすくいます。斜度が十分にあるか、そうした地形の中に自分がいないか、周囲の地形をよく確認してください。スキー場内にあっても、林道などを利用した初心者コースの法面やその上部に注意し、斜面に対して背中を向けて止まらないようにすることは大切です。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

既にグライドクラックの入っている極端な地形に留意

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow


ベース画像

今後の降雨に留意

概要

雪崩


昨日(2月14日)は、森林限界から標高の低い、南に向いた斜面では、多数の点発生雪崩やスノーボールが確認されました。また、標高の低いところでは、全層雪崩も発生していました。

積雪


好天が続いたことと昇温もあり、日射の影響の強い斜面を中心に積雪表層の強度は低下し、濡れた雪の点発生雪崩やスノーボールが発生していました。尾根筋など、風の当たるところは硬く凍結しており、北側などを中心に、古く硬いウインドスラブが残っています。また、既にグライドクラックが入った斜面では、全層雪崩も出ており、低標高においては、方位に関係なく、不安定な状態にあります。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、日中、北の風、雨か雪、最高気温7℃(標高418m)を予報しています。アメダス白馬(標高703m)にて気温1.4℃(5時現在)、昨日午前からプラス気温が継続しています。

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