雪崩情報
更新日時: 2021/03/02 04:47
かぐら谷川武尊
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
昨夜からの強風により、高い標高帯の稜線、支尾根直下に局所的に形成されているウインドスラブの存在に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください。また、グライドクラックが開いている場所や崖状の場所からの全層雪崩にも注意が必要です。気温が上がり雨が降る予報です。大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも注意してください。
留意すべき雪崩
全層雪崩 Glide slab
ウインドスラブ Wind slab
概要
雪崩
昨日(1日)、入山者が少ないため情報が無い
積雪
27日の降雪は沈降が進んでいる。少なくとも標高1600m以下と南寄りの斜面では積雪表面は融解し、クラストを形成している見込み。夜間の冷え込みも弱い
天候
4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雪は無い。気温1.2℃。気象庁は、低気圧が発達しながら日本海を北東へ進み、低気圧からのびる寒冷前線が、夜にかけて東日本を通過する見込み。また次第に寒気の影響を受けるため、山麓では曇りで昼前から夕方は雨となり、夜は雪の降る所がある予報を出している。
