雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2024/12/25 17:15

エリア白馬 山岳白馬乗鞍岳 場所栂池-若栗

観察日付:2024/12/25


標高995m〜2430m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -9.1(0830hrs / 1650m) 〜 0.5(1300hrs / 2155m)


天気

午前FEW 雲量1-3
午後BKN 雲量6-9


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST0-120


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前SE
午後NW


飛雪 主稜線にてL,NW~W


気象コメント 時間の経過と共に雲量、厚みともに増す。15時以降は雲量10。稜線の風の強さも時間とともに増す。


雪崩データ


雪崩などの観察 24時間以内と思われる2000-2800mのe1/2急斜面にサイズ2-3.5の自然発生による面発生雪崩が複数 1700m付近の風下急斜面でサイズ1の面発生雪崩Sa 1000mの南向き急斜面でサイズ1.5-2の全層雪崩が複数自然発生


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック Yes

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 TL以上では、強い風の影響で、積雪が吹き飛ばされたり、密度の高いスラブを形成していた。森林帯では、ウィンドスラブの上に低密度の雪が20cmほど載っている。全ての標高帯で、沈降がすすみ、TL以下の日照斜面では、積雪表面がモイスト〜ウェットに。


観察に関わるコメント


まだまだ薮が埋まっていなくて、快適に滑走できる場所は限定的。親沢は埋まっていないので、注意が必要。急斜面にはグライドクラックが開いているのを前提に行動したい。

現地画像

現地画像

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