投稿者 野高健司
観察日付:2025/01/12
標高400m〜1288m
同行者
気温 -6.4(1104hrs / 288m) 〜 3.0(1400hrs / 400m)
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 風向はN~W~Sと目まぐるしく変わったがWが優勢。午後S-1の時間帯もあったが一時的で概ねNil。
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 主にN面を行動。昨晩からの新たな積雪10~20cmが、前日(250111)の明け方に形成された表面霜の残る旧雪の上に載る。HSTは、下部3cm程度が結束力の乏しいあられ層(3mm)で、表層には今朝も表面霜(1mm)が形成され、行動したN面では融解が進まず残っていた。旧雪内も、↓50cmくらいまでは結束力の乏しいあられ層が複数見られる。N面・標高1120mでは、CTM13 (RP) down 20 on SH 1.0 Jan 11、CTH25 (RP) down 40 on PPgp 3.0の結果。TL以上の風下側には5~20cm(4F~1F)のウインドスラブが形成され、急斜面で強く踏み込むとスライドする。
前日行動したS面では、前日の明け方に形成された表面霜は行動中に融解したが、N面では融解が進まず残っていたことが確認された。