投稿者 須藤 史
観察日付:2025/02/16
標高1850m〜2290m
同行者
気温 〜
午前FEW 雲量1-3
午後OVC 雲量10
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST0
HS Range220~300over
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前W
午後W
飛雪 2000m以上でL W~SW
気象コメント 晴れて稜線上でも風は弱い穏やかな1日。午後からは徐々に雲量が増えていった。
雪崩などの観察 Na 雪庇の崩落 E面 2200m Sz1~1.5相当が複数、48時間以内に発生したと思われる。行動した2200m以下の日照斜面では広範囲にスノーボールを観測、標高が下がるほど雪の巻き込みは大きい。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 風により再分配された5~10cm、東寄りの沢状地形には20cmほどがスラブ化しており日照斜面ではブレイカブルクラストにそれ以外ではよく沈降の進んだ過去のHSTに載っている。2000m以上では風の影響は強く積雪表面は多様、東寄りの面や稜線上ではシュカブラが形成されていた。表層~100cmまでは概ね正構造で結合も良く人の刺激に反応しない。日中に2000m付近までの日照斜面は表面がウェットになった。
雪温計が壊れて気温等観測できず。2200m付近で巨大なグライドクラックが開いていた。