雪崩ハザード評価の登録

投稿者 稲垣 力

投稿日時:2019/03/26 19:57

エリア白馬 山岳栂池高原 場所天狗原

観察日付:2019/03/26


標高1600m〜2200m
同行者


観察データ

気象データ


気温 1.1(1230hrs / 2200m) 〜 3.0(1100hrs / 2100m)


天気

午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NW
午後NW


飛雪


気象コメント 1300から主稜線が黒い雲に覆われ、夕方にかけて長野側に広がってきた。 主稜線は雲の流れはあっても飛雪は見られなかった。 夕方には麓で軽い雨→徐々に強まる


雪崩データ


雪崩などの観察 標高1700m南向き40°斜面にてスキーカットにより容易にウェットなザラメ雪が崩れるが、斜面規模が小さいため大きくならない。


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 主に南面を行動。吹き払い箇所では0324融解凍結クラストが露出し、風下には沈降した最近の降雪が溜まっている。本日の日射と昇温により積雪表層は融解してウェット、森林限界付近では表面1㎝ほどがモイスト。斜面方位によっては午後早い時間帯から表面の再凍結が始まった。


観察に関わるコメント


森林限界付近の冷たい風の当たる斜面では締まった雪、午後の森林帯では柔らかいザラメ雪を楽しめました。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。