投稿者 稲垣 力
観察日付:2020/01/17
標高1650m〜2150m
同行者
気温 -5.8(1230hrs / 2150m) 〜
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 朝はBKN。終日高雲り気味で、広範囲の積雪が暖められた。
雪崩などの観察 無し。視界は良好。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 積雪表面は表面霜と再結晶化で雪粒の結束性が弱い状態だが、崩れる量はごく少ない。融解凍結クラスト上の最近の降雪(30-50cm)内にはウィークインターフェースが散見されるが、よく沈降して強度を増している。スキーペン10-15cm。クラスト周辺の温度勾配は大きくなく、球形化の傾向。日射の影響のある斜面でも積雪表面は融解せずドライな状態を保った。
1000-1300の行動。藪や沢の穴の露出が多くライン取りに悩む場面があるも、穏やかな天気で滑りやすい山日和でした。例年埋まっている崖や滝も露出していることが多いので、滑落に注意したい。