投稿者 野高健司
観察日付:2020/01/28
標高395m〜1249m
同行者
気温 -3.2(0715hrs / 395m) 〜 -1.0(1401hrs / 915m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前S 12-17m/s
午後S 12-17m/s
午前E
午後E
飛雪
気象コメント 午前中はBRKで時折日が差した。 夕刻(1600頃)より雨が降り出した。(@400m)
雪崩などの観察 西法寺森北東面@1150m付近でサイズ2の雪崩を観察(ウインドスラブによるものと思われる。)
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 北西面@915mでの観測。HS140cm、FP30cm。
昨晩からの強い東風により、森林限界付近から上はウインドスラブの形成が著しい。上記の雪崩(西法寺森北東面、写真を添付)は真新しく、このウインドスラブによるものと思われる。厳冬期、北に派生する尾根上は、通常東側に雪庇が発達するが、今シーズンはもともと雪庇がほとんど形成されていないこともあって、強い東風により、反対側(西側)に雪庇が出来ているところもあった。前日(200127)までは森林限界から上もパウダーだったが、今日はシュカブラの発達、ウインドスラブの形成、風による切削等の影響を受けて、手ごわい雪になった。