投稿者 加藤直之 (Nao Kato)
観察日付:2018/01/16
標高339m〜1059m
同行者中林寿之
気温 -7.9(1430hrs / 1059m) 〜 -2.5(1030hrs / 339m)
午前X 不明
午後X 不明
午前S 雪
午後S 雪
午前S1
午後S1
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前E
午後E
飛雪
気象コメント 強度は断続的なS-1~S2の平均値
雪崩などの観察 頂上直下1059mW斜面(斜度40度)@1430HRSにてScで乾雪面発生雪崩サイズ1-1.5(厚さ40㎝、幅10m)。その伝播性は高くシューティングクラック(幅10mほど)が走る。また、同標高同斜面方位にてNaで面発生サイズ1-2(厚さ40㎝、幅20m)を観測。滑り面は180115の昇温による、または180115夕方からの降り始めの濡れ雪によるMFcrかは不明。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 S斜面およびSW斜面では頂上直下の標高帯まで、0115夕方からのHN30-40cmが、それまでの昇温または降り始めの濡れ雪によって形成されたMFcr10㎝(硬度P)の上に載り、W斜面頂上直下急斜面では風の影響も受けてソフトスラブ化しており、その結合はすこぶる悪く、人の刺激に敏感に反応する(雪崩などの観察参照)。標高550m以下では積雪表面10㎝ほどはモイスト。
主にS-SW斜面での限定的行動による観測