投稿者 稲垣 力
観察日付:2018/01/21
標高750m〜1300m
同行者
気温 0.2(0900hrs / 780m) 〜 3.0(1330hrs / 1300m)
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 朝CLR、徐々に雲が増え、午後からはOVC。 朝は稜線付近に西風による飛雪が見られた。午後からは徐々に風強まる(風向不明)。 1400以降降雪し始めて徐々に強まり、1500にはS5。
雪崩などの観察 真新しいもの無し。正午過ぎの標高1000m付近、南向き斜面でのスキーカットも結果無し。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 全方位の急斜面の積雪はグライドしている。昨日までの日射の影響を受けた斜面では、積雪表面は融解凍結クラストに覆われている。それは本日の日射と昇温で融解し、0119融解凍結層まで濡らしていた。それ以外の斜面方位ではドライに保たれていた。そこに午後からの降雪が積もり始めている(1500時点で5cmほど)。
森林帯のみ、主に東~南斜面での行動。南向き急斜面での滞在を避け、沢底や凸状斜面下のグライドクラックへ近づかぬよう行動した。今後の降雪については、雪崩だけでなく新雪に隠れたグライドクラックや沢の穴についても気を付けたい。午後の降雪前に黄砂が載った。