投稿者 野高健司
観察日付:2020/03/22
標高395m〜1165m
同行者
気温 -0.1(1311hrs / 1165m) 〜 5.7(0712hrs / 395m)
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 時折ガスに包まれた 1330頃からS-1
雪崩などの観察 湿雪点発生サイズ1~2多数(全方位・とりわけ雪庇崩落がトリガーになっているものは規模が大きい)急斜面ではスノーボール多数。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 @1165m北面:HS195cm、FP40cm。硬度Kの融解凍結クラストの上にしまり雪が3~10cm載る。結合は悪くない。森林限界付近では、依然↓40cm付近に厚み1cm程度の顕著なあられ層が残っていて、コンプレッションテストで反応。北面では標高900m付近までドライ~モイスト、それ以下はモイスト~ウェット。
雪庇の崩落がトリガーとなっている雪崩が数多くあったが、その直下を大きく横切る直近の登行トレースが見られた。先行トレースにとらわれず、地形に留意した行動を心掛けたい。北面の高標高帯を除き、雪はモイスト~ウェット。