投稿者 鈴木猛志
観察日付:2021/01/08
標高1000m〜1600m
同行者
気温 -10.0(0700hrs / 1515m) 〜 -8.0(1500hrs / 1515m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S2
午後S2
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前NE
午後NE
飛雪
気象コメント 風はあるが、飛雪するほどでは無い。 日中、平均して降雪強度S2。時間によってはS3以上。
雪崩などの観察 朝の雪崩切り作業時、スキーカット・花火ともに敏感に反応有り。 斜度さえあれば、斜面方位は全ての面で雪崩れる。 乾雪面発生雪崩。スラブは柔らかい。 破断面厚さ5〜20cm。横への伝播性も若干あるが、デブリが走る。走路長い。 急斜面は夜間のうちに自然発生有り。 朝、作業しなかった斜面、午後のうちに自然発生有り。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 7日の風で移動もしくはパックされた雪の上に7日夕方以降に風が弱まった後に降った雪が雪崩れている。 強風の前後の雪の結合が弱い印象。
雪の降りが弱まるまでストームスラブのリスクは残ると思う。 14時頃でも、スキーカットでの反応は有りそうな雰囲気。 サイズは1〜1.5程度だが地形の罠がある所では人を充分に埋めるポテンシャルある。