雪崩ハザード評価の登録

投稿者 野高健司

投稿日時:2021/03/04 21:31

エリア八甲田 山岳岩木山 場所岩木山BC

観察日付:2021/03/04


標高400m〜1180m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -2.4(1312hrs / 1050m) 〜


天気

午前CLR 雲量0
午後CLR 雲量0


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前SW
午後SW


飛雪


気象コメント


雪崩データ


雪崩などの観察 Sc サイズ1 (ウインドスラブ) @1050 北に派生する尾根の風下吹き溜まり。伝播性が高い。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 沈降の進んだHST10〜20cmがMFcr(厚さ2cm程度)の上に載る。その下は硬度の異なる濡れザラメ。場所により、濡れザラメ層の中に、極端に硬度が低く脆い層がある。森林限界上は概ねMFcrが露出。風下斜面は20〜40cmのウインドスラブが形成、発達。


観察に関わるコメント


行動中は終始強い西〜南西の風が吹き、TL上の風下の吹き溜まりには強固なウインドスラブが形成されていて敏感に反応する。210302降雨により発生したと思われる雪崩跡、スノーブロックが随所にあり、注意が必要。

現地画像

現地画像

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