投稿者 Jun Ishiguro 石黒 淳
観察日付:2022/01/13
標高550m〜680m
同行者
気温 -3.8(1330hrs / 680m) 〜 -0.4(1120hrs / 300m)
午前SCT 雲量4-5
午後SCT 雲量4-5
午前S 雪
午後S 雪
午前S1
午後S1
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント シンクラウド 雪面に影はできない
雪崩などの観察 Sa, DL Size1 R453道路法面にて複数, Na, size1 樹林内のストームスラブ 風の影響で破断面不明瞭だがわずかに残る 過去24時間以内
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 南岸低気圧前の厚みのないDHやFC層にHSTが70-100㎝載る。HSTは降り始めが支笏湖畔のAMEDASで60㎜/24h。最下層DHの層は脆くCTE(SC)のテストスコア。ECTではHST層の硬度が上がらないので伝播するような結果が出ない。初めに地面の植生の影響を受けにくい場所でサンプリングし、その後地表の植生とDHの層の分布を確認した。山の斜面では、おおむね笹はFCの雪で被覆されていて、その上に南岸低気圧のHSTが載っている。SPIN参照。
今後HST層の硬度が上がる過程での積雪状態に注意されたい