雪崩ハザード評価の登録

投稿者 黒田 誠

投稿日時:2022/01/23 15:55

エリア白馬 山岳白馬乗鞍岳 場所栂池自然園

観察日付:2022/01/23


標高1570m〜1890m
同行者五月女行徳、手嶋常久、渡辺佐智、野高健司、伊藤裕規


観察データ

気象データ


気温 -3.7(1005hrs / 810m) 〜 0.3(1335hrs / 1645m)


天気

午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10


降水種類

午前Nil なし
午後Nil なし


降水強度

午前
午後


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前SW
午後SW


飛雪


気象コメント 朝は快晴。時間の経過とともに南から高層の薄雲が張り出す。1030には太陽を感じられるもののOVC。1330以降は全天厚い雲に覆われる。気温は逆転層があった。 1330以降は時折S-1。


雪崩データ


雪崩などの観察 1050m南向きの極端な急斜面でサイズ1の全層雪崩、自然発生。周辺には多数のグライドクラック。1600m以下の南向き急斜面にはスノーボール多数。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 0121までのHSTはゆるやかに沈降し、南向き斜面の積雪表面には厚み1cmのサンクラストが形成された。積雪表面には、連日の放射冷却の影響で再結晶化が進んだ。湿度が供給される地形では表面霜2mmが形成された。午後には日照急斜面はモイストに。


観察に関わるコメント


一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。