投稿者 加藤健次
観察日付:2022/01/23
標高1550m〜1900m
同行者谷川健太郎
気温 -5.7(0950hrs / 1550m) 〜 0.7(1230hrs / 1900m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 午前中の早い時間ではFEW、南側には薄雲があり、やがて午後に向かい厚みを増していく。 稜線上の一部では飛雪あり。午後1330頃からL/SWの風がTLより上でコンスタントに吹く。 1330よりS-1の降雪あり。
雪崩などの観察 自然発生と見られる全層雪崩@1000 SE急斜面, Size1から1.5。同じ日射の影響があるSE急斜面では@1000〜@1050においてグライドクラック多数。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 主に北斜面と南斜面を行動。1900mの北斜面において最近のHSTの沈降は順調に進み、PFは40cm。HST内における顕著な温度勾配も見られず、急斜面におけるスキーカットにも反応は無かった。日射の影響のある斜面においては表面に3cmから5cmのクラストが形成されていた。
北斜面の雪はまだ賞味期限内のよく走る雪でした。南斜面においては多様性があり、ツリーの中では柔らかい所とクラストのモナカ状態のエリアが入り混じり、滑走に注意が必要。