投稿者 鈴木猛志
観察日付:2022/02/17
標高800m〜1600m
同行者
気温 -9.0(0715hrs / 1515m) 〜
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S2
午後S2
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント 未明に強風有り(北西かな?)、午前中は微風、午後14時過ぎから北西の風15~20m/sオーバー(16時頃に上部リフト運休)
雪崩などの観察 東面の標高1,300m付近斜度35°以上、破断面厚さ40~50㎝、size1.5~2、複数、スキーカット及び花火で反応有り。滑り面は2月14日以前の融解凍結クラスト。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 旧雪の上に積もった期間降雪量40~60㎝が沈降し、15日降雪分のモイストな雪の硬度が4F程度、その上にドライな新雪の硬度がF程度でスラブ化が進行している印象。1500m以上では風による再分配もある。
旧雪と期間降雪量の境で斜度とスラブ化のタイミングが合うと融解凍結クラストを滑り面に動き出し、伝播性は高く、足をすくわれるような瞬間もあった。誘発感度は鈍いが動き出すと規模は大きめ。