雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鈴木猛志

投稿日時:2022/02/20 18:14

エリア白馬 山岳遠見尾根 場所五竜スキー場

観察日付:2022/02/20


標高800m〜1600m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -4.0(1500hrs / 1515m) 〜 -2.0(1100hrs / 1515m)


天気

午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10


降水種類

午前S 雪
午後S 雪


降水強度

午前S2
午後S2


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NW
午後NW


飛雪


気象コメント 午前中はモヤ有り(霧氷も有り)、午後からは視程300mくらいはあった 午後から突風(15m/s程度)有り 午後からはS4くらいの時間も有り


雪崩データ


雪崩などの観察 スキーカット&花火、厚さ30㎝、幅;スキー幅~20m程度(横への伝播性は弱い)、スラフ(点発生的な動き)、走路は斜度が25度程度になると止まる、全方位斜度が35度以上あれば動き出す、サイズ1~1.5。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 旧雪の上にアラレ交じりのモイストな期間降雪量HSTが30㎝程度が風の影響少なく均一に積もる。旧雪との結合は弱い印象。日中の雪は含水率が高そうで握ると固まるモイストな感じの雪が10~15㎝上乗せ、15時以降はドライな雪が更に上乗せされ始めている。


観察に関わるコメント


滑走性はよく、ゲレンデ内でも楽しめる。20日未明以前の雪は低標高ではかなり重みを感じる。地形の罠では埋没する規模のデブリの量になりえる。

現地画像

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