投稿者 鈴木猛志
観察日付:2022/02/27
標高600m〜1600m
同行者
気温 〜
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S5
午後S5
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前NW
午後NW
飛雪
気象コメント 朝から、南→東→北→西の順番で夕方までに風向きが変わる。15時以降の西の風は強風(X) 0800〜1300の間はS5,それ以降はS1~2程度。
雪崩などの観察 12時30分頃にスキーカットによる雪崩管理作業実施。HST期間降雪量20〜30cm、標高1000〜1300m付近、樹林帯、東向き斜面、HST分がソフトスラブで各所敏感に反応する。size1~1.5。ストームスラブ。 他:自然発生でsize1,ストームスラブ多数。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 旧雪の表面は各所で融解凍結クラストになり、高度1F~P、その上に低密度の今回の降雪が短時間大量降雪(降雪強度S5)20〜30cmで載る。15時以降の強風で1300m以上では再分配が活発に行われた。
日中はどこもかしこも簡単に反応した。強風が吹いた以降は様子が変わった。結着が良くなったような印象もあるが、ウインドスラブも警戒するべきかと。 まぁ、総じて旧雪との結合はあまり良くない。