投稿者 服巻辰則
観察日付:2018/02/11
標高860m〜1140m
同行者
気温 -3.5(11:30hrs / 1130m) 〜
午前X 不明
午後X 不明
午前S 雪
午後S 雪
午前S1
午後S1
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前SE
午後SE
飛雪
気象コメント 視界不良で上空は観察できず。雪雲に透けて時折薄日が差す。 谷地形の樹林帯のみの行動であり、上空の状況は不明。風音が聞こえることから、上部は風が強かったものと推測される。 未明からS1で降り出し、13時頃からS2、15時には一時S3で降る。夕方にはS1になる。
雪崩などの観察 なし。 ただし、視界不良で樹林帯のみの行動のため、極めて限定的な観察。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 標高1130mの南東斜面では、55cmまでF〜Pの正構造であるが、その下に1F層があり硬度の逆転が認められる。この逆転層ではCTへの反応はない。 雪面から17cm下には3〜5mmの樹状結晶が残り、BTおよびCTE・SPの結果を得る。上部層は硬度Fであった。また55cmのP層の上にも2mmの降雪結晶が残り、CTHの結果を得る。
風の影響のある斜面では、降雪結晶上部のスラブ化状況に注意が必要。