雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鈴木猛志

投稿日時:2022/03/19 19:20

エリア白馬 山岳遠見尾根 場所白馬五竜スキー場

観察日付:2022/03/19


標高800m〜1600m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -1.0(0715hrs / 1515m) 〜


天気

午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10


降水種類

午前RS みぞれ
午後RS みぞれ


降水強度

午前S-1
午後S-1


HST


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NW
午後NW


飛雪


気象コメント ほぼ無風 霧氷のような、霧雨のような物が降る


雪崩データ


雪崩などの観察 湿雪面発生&点発生、スキーカット、サイズ1〜2、厚さ10〜25cm、滑り面旧雪との境。 昨夕からのHSTが10〜25cmほど。標高により差がある。板で軽く押すと動き出す。横切るだけでは反応しない事もある。斜度があれば全方位で容易に反応する。スラブの動態は点発生のものに似ているが、場所によっては面で動く事も。動き出すと縦への伝播性が高いが、横への伝播性は弱い。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 モイスト〜ウェットで汚れが浮いたザラメ雪の上に昨夕からのHSTが10〜25cmほど載る。新雪はモイストで比重が重そう。


観察に関わるコメント


標高1000m以下はHSTが少なく、反応は弱い。日中は脆弱性が残っていたが、16時頃から冷えはじめるとクラスト化し、反応が鈍くなった印象。昇温があると再び敏感になりそうな印象。

現地画像

現地画像

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