投稿者 黒田 誠
観察日付:2018/02/16
標高300m〜1270m
同行者
気温 -3.5(1211hrs / 1120m) 〜
午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前C 0m/s
午後C 0m/s
午前
午後
飛雪
気象コメント 午後からは_OVC。
雪崩などの観察 自然発生で、サイズ1の乾雪点発生雪崩、全方位1000m以上で多数。標高1000m以上で35°以上の北斜面ではスキーヤーの刺激により、乾雪点発生雪崩サイズ1、面発生雪崩サイズ1複数。雪崩にはならないまでも多くの場所でスキーヤーの刺激でクラックが多数走る。午後からは低標高帯の日照斜面で湿雪点発生雪崩複数。
雪崩発生有無 Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 北向き斜面:標高1000m以上ではコシマリユキの上に昨夜の降雪20〜40cm 、1000m以下では濡れザラメの上に5~20cm。それ以外の方位では、標高1100m以上は融解凍結層、それ以下では濡れたザラメの上に5~40cmの新たな積雪が載る。昨夜の降雪の最後はとても綺麗な結晶がふり、硬度F-で厚みが最大で10cm程度で日陰では保存される。一昨日の降雪は汚れが目立ち、茶色っぽい。新雪と旧雪の結合は良くなく、スキーヤーの刺激で簡単に反応したり、シール登高中にづれ易い。標高1200mでも南向きの積雪表面にはシワが入る。400m以下では午後には積雪表面はvery wetに。
400m以下では今季初ブレーキ雪でした。