投稿者 野高健司
観察日付:2023/03/03
標高400m〜1180m
同行者手嶋常久
気温 -6.1(1200hrs / 1050m) 〜 0.3(1230hrs / 400m)
午前X 不明
午後X 不明
午前S 雪
午後S 雪
午前S-1
午後S-1
HST
HS Range
午前M 8-11m/s
午後M 8-11m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 0900まではOVCで時折BKN、以降は概ねX 風速はBTLではL、BTL上部からTLはM、風向はS~SW~W~NW~Nと目まぐるしく変わるが、Wが優勢。 時折S1だが概ねS-1
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 N面BTL~TLを行動。HSTは風の影響を受けて10~30cmと多様、BTL上部からTLにかけては風に吹き払われて固い箇所もあるが氷化はしていない。BTLではHSTは低密度。TL尾根直下の風下斜面では、硬度4Fの新雪の上に硬度1Fのウインドスラブ20~30cmが載る逆構造。急斜面では足の短いクラックが走るが、Scによる顕著な反応はない。
0227~0228にかけての強風の影響により標高や方角に関わりなく雪面が波打ち固くなっていたが、その後の新たな積雪により底つき感はあるものの行動しやすくなり滑走も楽しめるコンディションになった。旧雪の濡れザラメ雪は硬度Pで強く踏めば砕けるため、行動した範囲では登行に大きく難儀することはなかった。