投稿者 野高健司
観察日付:2024/01/08
標高910m〜1150m
同行者
気温 -11.0(1340hrs / 1150m) 〜 -8.0(1020hrs / 960m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S1
午後S1
HST40-60
HS Range220-240
午前L 1-7m/s
午後M 8-11m/s
午前NE
午後W
飛雪
気象コメント 時間降雪はS-1~S2で強弱を繰り返すが概ねS1。
雪崩などの観察
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 行動した北面では、BTLではざらめ雪、TLではMFcr上に40-60cmのHSTが載る。結合は悪くない。表層15~20cmは4Fのソフトスラブを形成、極端な急斜面では流れる。TLでは厚さ20cm程度のウインドスラブが形成されるが、伝播性は見られない。↓50cmまでは温度勾配が著しいが、顕著な再結晶化は確認できなかった。
北面のBTL~TLの行動。まだまだ積雪不足で藪が濃くラインは限定されるが、ツアーの出来るコンディションに近づいてきた。沢がまだじゅうぶんに埋まっていないため通過には非常に神経を使う。