雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鈴木猛志

投稿日時:2024/01/24 19:25

エリア白馬 山岳遠見尾根 場所白馬五竜スキー場

観察日付:2024/01/24


標高1000m〜1600m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -9.0(0715hrs / 1515m) 〜


天気

午前OVC 雲量10
午後


降水種類

午前S 雪
午後


降水強度

午前S2
午後


HST30-40


HS Range


風速

午前M 8-11m/s
午後


風向

午前SE
午後


飛雪


気象コメント 視界が悪くなり空が暗くなるほどの降雪強度の時間もあった。風の影響は標高1500m以上ではあったが、それ以下ではさほどない。期間降雪量HSTに若干の差があり、風のせいかと。


雪崩データ


雪崩などの観察 スキーカット&花火ACEで多数反応有り、size1~1.5、E~NE向きの斜面、破断面厚さ15~40㎝、ストームスラブ(ソフトスラブorスラフ)、滑り面は期間降雪量の中。旧雪面が滑り面となる事は少なかった。斜度45度以上では旧雪面が滑り面になる事も。1500~1600mではN向き斜面でウインドスラブ的な挙動で反応有り、厚みは5~10㎝程度、伝播性は有る、size1。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 旧雪面はレインクラストor融解凍結クラストとなり、硬度はP~N程度。HSTの硬度はF。


観察に関わるコメント


HSTの中で見分けにくいいくつかの層がある様に感じた。短時間大量降雪時の反応と弱いウインドスラブが見られた。空間の多様性は大きい。雪温は低く、新雪と旧雪との温度差が今後の留意点になり得るかと。

現地画像

現地画像

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