雪崩ハザード評価の登録

投稿者 野高健司

投稿日時:2024/02/24 20:49

エリア八幡平 山岳八幡平 場所八幡平BC

観察日付:2024/02/24


標高850m〜1545m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -10.5(1445hrs / 1545m) 〜 -4.2(1530hrs / 850m)


天気

午前BKN 雲量6-9
午後OVC 雲量10


降水種類

午前S 雪
午後S 雪


降水強度

午前S-1
午後S-1


HST10-20


HS Range-300


風速

午前C 0m/s
午後M 8-11m/s


風向

午前
午後NW


飛雪


気象コメント


雪崩データ


雪崩などの観察


雪崩発生有無 No


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 E面を行動。1250mの観測では、↓25cmMFcr(硬度K・厚さ15cm)上にHST(硬度F~4F)が載り、上層10cm程度は雲粒付着のない降雪結晶(硬度F)。↓40cmにもMFcr(硬度K・厚さ約10cm)があり、その間に挟まれているFC層(硬度1F・厚さ2cm)は脆く、後ろからショベルを差し込むとスライドする。日射を受けた斜面では、高度・標高にかかわらずドライからモイストになった。


観察に関わるコメント


E面で滑降の対象になる斜面には、ことごとくグライドクラックが入っている。地元ガイドによると、0219の降雨と昇温が原因とのこと。

現地画像

現地画像

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