雪崩ハザード評価の登録

投稿者 鈴木猛志

投稿日時:2024/03/04 21:00

エリア白馬 山岳遠見尾根 場所白馬五竜スキー場

観察日付:2024/03/04


標高1000m〜1600m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -6.0(0715hrs / 1515m) 〜


天気

午前OVC 雲量10
午後


降水種類

午前S 雪
午後


降水強度

午前S5
午後


HST50-70


HS Range


風速

午前L 1-7m/s
午後


風向

午前NW
午後


飛雪


気象コメント 3月4日17~19時頃にS5強度で降り、止んで、未明にS3~5の強度で降り始めた模様 15時頃から1500m以上で強風S。雪の再分配がありそう。


雪崩データ


雪崩などの観察 スキーカット&花火(ACE)、スラフ、サイズ1.5多数、厚さ平均20〜30cm、幅はスキー板幅、誘発感度は敏感、デブリの速度は早くて足は長く、縦の伝播性は高く堆積量は多い。滑り面はほぼHST内、ごく一部で2月22日の氷板付近の層。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック No

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 期間降雪量HST内で黄砂が混じっている様に見える、雪が黄色っぽい。HST内で複数の層がある模様。


観察に関わるコメント


スキー場の閉鎖区域内での雪崩管理作業中の限定的な観察。 斜度さえあれば、斜面方位、標高関係なく雪崩れた。 短時間大量降雪時によく見るスラフの反応だが、とにかく今日のはデブリの足が早い。

現地画像

現地画像

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