投稿者 稲垣 力
観察日付:2018/03/11
標高1300m〜2100m
同行者
気温 -2.5(1130hrs / 2100m) 〜 -1.4(0930hrs / 1850m)
午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 朝はCLRで麓は雲の中。午後から雲がかかり始める。 森林限界付近の尾根上では強度Mだが、もとより舞い上がるような柔らかい雪の量自体が少ないので、雪の移動も少ない。午後にはゴンドラが風で停止とのこと。 午後から雪がちらつく時間あり。
雪崩などの観察 真新しいもの無し。標高2000m付近の日射を浴びた急斜面でのスキーカットも結果無し。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 0309に降った雪3cmほどが融解凍結クラスト(0308の雨によるもの)に載っている。本日の日射と昇温により積雪表面が融解するも、日射の影響の少ない斜面方位や、高標高帯の冷たい風の当たる斜面では硬いクラストのままであった。表層が凍結したままの斜面でも、中層はモイストなザラメのままである。
気温を計りつつ、積雪表面の融解の程度を観察しながら行動した。冷たい風の当たらない日射を浴びた斜面では、快適なザラメ雪の滑走が楽しめました。