雪崩情報

更新日時: 2023/03/03 05:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Low


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

昨日からの強風により、稜線や支尾根直下の急斜面にはウインドスラブが形成されている見込みです。結合に注意してください。低い標高では降り始めが雨だったため、積雪内部が弱い見込みです。崖状の場所からのブロックの崩落やグライドクラックが開いている場所からの全層雪崩にも注意してください。そのような場所の下を避ける。もしくは素早く移動するようにしてください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

稜線、支尾根直下の急斜面に注意

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

崖状斜面やグライドクラックの開いている場所に注意

概要

雪崩


昨日、入山者が少なかったため報告がない。

積雪


昨日の降雨の影響は少なくとも1400m以上と思われる。その後、強い西から北西向きの風を伴い雪に変わり、稜線や支尾根直下にウインドスラブを形成している見込み。低い標高では、先日の昇温と降雨の影響により積雪内部の強度は弱い見込み。

天候


4時現在、アメダス藤原の過去24時間の降雪は12cm。周辺では弱い降雪が続いている。気象庁では、冬型の気圧配置は緩み、高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では晴れで朝晩は曇りとなる予報を出している。

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