雪崩情報

更新日時: 2025/02/01 06:30

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

特定の地形に存在するウインドスラブに警戒してください。雪面が硬いことは安全を意味しませんし、硬いウインドスラブにスキーカットを試みることはハイリスクな行為です。誘発しやすい特徴を持つ地形を避けることが懸命な選択肢です。風の影響がない、シンプルな地形を選べば、素晴らしいパウダースノーが楽しめるでしょう。今回の新雪でグライドクラックが隠れています。斜面が変化する場所では、十分に注意してください。今日は山が混雑しそうです。他グループの行動にも目を向けつつ、安全地帯を上手に使った行動をお願いします。素晴らしい週末を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

北寄りの強風によるウインドスラブが、地形ポケットに形成している見込み。

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

とても急な斜面に残る不安定なスラブに注意。

概要

雪崩


昨日(31日)は、スキー場の朝の管理作業にて、爆薬にてサイズ1の面発生雪崩が観察されました。入山者が少なく、バックカントリーエリアでの情報はありません。

積雪


今回の荒天の雪は、森林帯で70-100 cmとなりました。限定的な観察ながら、新雪内には顕著に弱い箇所もなく、順調に沈降を進めています。荒天が続いたため、標高の高い場所での情報が不足しています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、雪か雨、昼過ぎから曇り、日中の最高気温5 ℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-6 ℃(4時45分現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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