雪崩情報
更新日時: 2025/03/06 04:30
かぐら谷川武尊
アルパイン Low 新たな降雪と風に関する情報が無い
森林限界 Low 新たな降雪と風に関する情報が無い
森林帯 Fair 情報量が少ない
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
風の影響を受けやすい高い標高では尾根直下にウインドスラブが形成されている可能性があります。低い標高ではグライドクラックが開いている場所や、積雪の薄い崖状斜面からの全層雪崩の可能性に留意してください。そのような斜面の下部に立ち入らない、または素早く通過するようにしてください。滑走後に再集合をする際は、雪崩地形を外し、尾根の上などのできるだけ安全な場所でするように心がけてください。高い標高では雪が降り始めており、冬型の気圧配置になる予報です。今後の降雪量の増加や、風の影響で危険度は上昇します。周囲の状況の変化に注意して行動してください。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
尾根直下の急斜面に注意
ストームスラブ Storm slab
急斜面に注意
全層雪崩 Glide slab
クラックの開いている場所、崖状地形に注意
概要
雪崩
昨日（5日）、新しい雪崩の報告は無いが情報量も少なかった。
積雪
昨日までの降雪は多い場所では20-30cm程。その上に新たな降雪が載り始めており、境界面にクラストが存在する可能性がある。昨日の降雪の下部に低密度の層を形成している疑いがあるため境界面の結合に留意。夜間に西寄りの風が強まったため、尾根直下ではウインドスラブを形成している可能性がある。また、雨が降っている標高のグライドの動きに注意が必要。
天候
4時現在、アメダス藤原では気温1.8℃。夜間の冷え込みが弱い。周辺では雨が降っている。標高1300m周辺では2cm程の降雪があった。気象庁の発表では、低気圧が日本の東を北東へ進み、西高東低の気圧配置となるため、群馬県北部の山麓ではおおむね曇りで昼過ぎから雪の降る所がある予報を出している。
