雪崩情報

更新日時: 2025/03/10 06:30

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 情報量が少ない


森林限界 Fair


森林帯 Fair 日中の日射と昇温の影響によるグライドの動きの不確実性が高い


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯では引き続き風下の急斜面に形成されているウインドスラブの存在に留意して行動してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください。日中の昇温と日射の影響により日の当たる斜面や低標高帯では湿雪の雪崩にも留意して行動しましょう。低標高帯ではグライドクラックの開き具合に着目し、全層雪崩や、崖状の場所からのブロックの崩落に注意してください。そのような場所を避ける、または素早く通過するようにしてください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

点発生湿雪雪崩 Wet Loose snow


ベース画像

概要

雪崩


昨日(9日)、新たな雪崩の観察の報告はないが情報量も少ない。

積雪


降雨による融解凍結クラスト(3月5日の雨)の上に最近の降雪30-40㎝が載り、その境界面の結合は良い。標高が高いエリアでは、最近の降雪と、昨日の降雪(数cm)が、北西の風により再配分され、ウインドスラブが形成されている可能性がある。低標高帯や陽の当たる斜面では気温上昇や日射の影響により形成された新たな融解凍結クラストの上に、昨日の降雪(数cm)が載っている。低標高の積雪下部では降雨と昇温の影響が残っている可能性があり、引き続き積雪のグライドに注意。

天候


6時現在、アメダス藤原での過去24時間の降水は0㎜。気温-1.5℃。気象庁は、日本海に中心を持つ高気圧に覆われるため、晴れる予報を出している。

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