雪崩情報
更新日時: 2025/03/16 06:30
妙高
アルパイン Low
森林限界 Low 降雪の量による
森林帯 Fair 降雪降雨の程度による
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
標高の高い場所では形成間もないウインドスラブに注意を。規模がとても小さくとも、その下には、とても硬い融解凍結クラストがあります。足元をすくわれ、滑落し、もし、下方に地形の罠（走路内の木など）があれば、重大な結末となります。視界が悪いときは、地形に対する状況認知が悪化します。雪崩危険度は、この後の降雪の量に比例しますので、それに合わせて、慎重なルート選択と保守的な意思決定を考えてください。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
朝の時点での評価。降雪となった標高の高い場所で、形成間もないウインドスラブに注意を。とても小さいものであっても、その下には、とても硬い斜面が隠れていますので、滑落の原因となります。
全層雪崩 Glide slab
とても標高が低く、降雨となった場所では、極端な地形に残る不安定な雪に注意を。
概要
雪崩
昨日（15日）は、新しい雪崩は報告されていません。
積雪
昨日（15日）は、あまり昇温せず、風の影響もあり、雪面は硬く凍結した状態が続きました。ここに、標高の高いところでは、今朝からの降雪が僅かに載っています。今日の降雪は、南岸低気圧の通過によるため、妙高山域では、まとまった量にはなりません。新潟地方気象台は、上越地方の山沿いに5 cmの降雪予報を出しています。
天候
低気圧が発達しながら、日本の南岸を北東方向に移動しています。このため、気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、後、北東の風、雨、朝晩、曇り、日中の最高気温9 ℃（標高13 m）を予報しています。妙高笹ヶ峰（標高1,310 m）にて気温-1 ℃（4時45分現在）、過去12時間で2 cmの降雪がありました。
