雪崩情報

更新日時: 2025/01/21 05:30

白馬


アルパイン Fair 未明からの降雪量が不明


森林限界 Good 未明からの降雪量が不明


森林帯 Good 日中の昇温と日射の程度


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

以前の荒天の雪の不安定性は解消しており、一般的に安全な雪崩コンディションです。現在、標高の高いところでは、ごく弱い降雪となっていますが、大きな問題を起こす量は予報されていません。予報では、この後、天気は回復するとのことです。標高をやや上げた北側の斜面では、まだ良い雪が楽しめます。自分が滑走する斜面の先にグライドクラックが隠れていないか注意してください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

既にグライドクラックの入っている斜面には近づかないように。

概要

雪崩


昨日(20日)は、晴天と高い気温の影響もあり、標高の低い、森林帯の南側の斜面にて、サイズ1-2の全層雪崩が複数、観察されました。また、森林帯の南側の急斜面にて、サイズ1の点発生雪崩がスキーカットで発生していました、

積雪


3日続いた高い気温と日射の影響で、南に面した急斜面では、融解凍結クラストの厚みが増しています。昨日の凍結高度は1,600 m付近であったため、森林限界・アルパインの北側の雪はドライな状態にあります。ここに標高の高いところでは、未明からの僅かな降雪が載っています。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、曇り、昼前から晴れ、日中の最高気温7 ℃(標高418 m)を予報しています。アメダス白馬(標高703 m)にて気温0.0 ℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。アルパイン(標高2,400 m)は気温-10.3℃(5時現在)、平均風速3 m/sとなっています。

一覧に戻る

Avalanche Bulletin Partner

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。