雪崩情報 Avalanche Information

雪崩情報の使い方

立山 Tateyama

211126 06:59

雪崩危険度と傾向 Avalanche Danger Rating and Trend

標高帯 Elevation 信頼度 Confidence コメント Comments
アルパイン Alpine Low 荒天により情報量が少ない
森林限界 Treeline
森林帯 Below Treeline

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

新たなストームスラブに注意

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

概要 Summary

雪崩 Avalanche

昨日(25日)、新しい雪崩の報告はないが、視界が悪く、入山者も少なかった。23日、2400m付近の東寄りの斜面で人的誘発により複数の面発生雪崩サイズ1.5、標高2200m付近の南東斜面で、自然発生の点発生雪崩サイズ1.5を複数観察した報告があった。

積雪 Snowpack

昨晩からの新たな降雪が30cm程あり焼結が進んでいる。22日から始まった荒天による降雪が100cm以上旧雪の上に載っている。稜線等の風の当たる場所では吹き払われクラストがむき出しになっている。旧雪との境界面に強い温度勾配が観察されており、今後の再結晶化に注意が必要。23日は、今回の降雪内の下部に低密度の降雪が観察され、人の刺激に非常に敏感に反応していた。降雨の影響を受けていない高い標高帯での再結晶化した旧雪と、新たな降雪との結合は不明。

天候 Weather

室堂での6時00分現在の気温-7.2℃。視界も悪く降雪が続いている。気象庁は、冬型の気圧配置となり、気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定となる見込みのため、山麓では雨時々曇りで、雷を伴う所があるとの予報を出している。

行動と地形の助言 Travel and Terrain Advice

降雪が続き、危険な雪崩コンディションです。慎重なルート選択が必要ですが、視界が悪く周囲の地形や様子を認識しにくい状況です。稜線、支尾根直下の急斜面のウインドスラブや、急斜面でのストームスラブの誘発に注意してください。自身が斜度の緩い場所にいても、頭上の急斜面からの雪崩の可能性にも注意を払ってください。雪崩が発生した際に被害を大きくしてしまう岩、深い沢、がけ等の「地形の罠」が露出しています。冬型の気圧配置が続く予報です。気象の変化により雪崩の危険度は上昇します。状況の変化に注意して行動してください。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。If you observe important information that indicates instability, such as a new avalanche, please send us the information using the "Information Posting Form" or "Email". Your cooperation will help us to improve the avalanche bulletin. Thank you.