雪崩情報

白馬

2022/01/22 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(21日)は、森林帯にてサイズ1-1.5のストームスラブの雪崩が複数、観察報告されています。また、人が流されるレベル2(AvSAR協議会基準)のインシデントも発生しています。

積雪

20日に降り始め、その日の内に敏感に反応していた雪の不安定性は、昨日(21日)も残っており、樹林帯の標高であっても人的な刺激に反応していました。その後、標高の低いところでは、午後には日差しも入り、その影響のある場所では安定化は進みました。しかし一方で、標高が高いところでは、20日の低密度の雪が、今回の荒天の雪、あるいはウインドスラブの下にあるため、その状態を十分に慎重に見極める必要があります。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、最高気温1℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて気温-16.4℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い状態です。登行しながら、真新しい雪崩の跡を探してください。また、過去に吹いた風の痕跡によって、ウインドスラブが形成している場所を見抜いてください。スラブが形成していそうな大きな凸状や孤立した地形、下支えのない場所などは避け、状態を確認しつつ、小さい斜面から一日を始めるのは良い選択肢です。いくつかのグループが同じような場所にいる場合、お互いの位置と地形との関係に注意してください。多人数が雪崩地形内に入らないこと、雪崩地形内にいる時間を最小化することなど、リスクマネジメントの基本に沿って行動することが、事故を小さくします。放射冷却によって標高が低いところの雪は、とてもよく冷えています。昨日、やや湿り気を持った表層もサラサラに復活していますので、無理に標高を上げるだけが最善ではない日です。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。