雪崩情報 Avalanche Information

雪崩情報の使い方

白馬 Hakuba

220122 05:30

雪崩危険度と傾向 Avalanche Danger Rating and Trend

標高帯 Elevation 信頼度 Confidence コメント Comments
アルパイン Alpine Fair
森林限界 Treeline Fair
森林帯 Below Treeline Fair

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ストームスラブ Storm slab

留意すべき雪崩 Avalanche Problem

ウインドスラブ Wind slab

概要 Summary

雪崩 Avalanche

昨日(21日)は、森林帯にてサイズ1-1.5のストームスラブの雪崩が複数、観察報告されています。また、人が流されるレベル2(AvSAR協議会基準)のインシデントも発生しています。

積雪 Snowpack

20日に降り始め、その日の内に敏感に反応していた雪の不安定性は、昨日(21日)も残っており、樹林帯の標高であっても人的な刺激に反応していました。その後、標高の低いところでは、午後には日差しも入り、その影響のある場所では安定化は進みました。しかし一方で、標高が高いところでは、20日の低密度の雪が、今回の荒天の雪、あるいはウインドスラブの下にあるため、その状態を十分に慎重に見極める必要があります。

天候 Weather

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、最高気温1℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて気温-16.4℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

行動と地形の助言 Travel and Terrain Advice

特定の地形で雪崩コンディションが高い状態です。登行しながら、真新しい雪崩の跡を探してください。また、過去に吹いた風の痕跡によって、ウインドスラブが形成している場所を見抜いてください。スラブが形成していそうな大きな凸状や孤立した地形、下支えのない場所などは避け、状態を確認しつつ、小さい斜面から一日を始めるのは良い選択肢です。いくつかのグループが同じような場所にいる場合、お互いの位置と地形との関係に注意してください。多人数が雪崩地形内に入らないこと、雪崩地形内にいる時間を最小化することなど、リスクマネジメントの基本に沿って行動することが、事故を小さくします。放射冷却によって標高が低いところの雪は、とてもよく冷えています。昨日、やや湿り気を持った表層もサラサラに復活していますので、無理に標高を上げるだけが最善ではない日です。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、「 > 投稿フォーム 」あるいは「 > メール 」で情報をお寄せ下さい。皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。If you observe important information that indicates instability, such as a new avalanche, please send us the information using the " >Information Posting Form " or " >Email ". Your cooperation will help us to improve the avalanche bulletin. Thank you.