雪崩情報

白馬

2022/01/30 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low 白馬の谷の北側。南側は「2 留意(Moderate)」
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

降雪の多い白馬の谷の北側でより注意。主稜線付近では中程度の北寄りの風。

概要

雪崩

昨日(29日)は森林限界から標高の低いところで、サイズ1-1.5の面発生雪崩、あるいはサイズ1の点発生雪崩が複数観察されています。いずれも人的な誘発によるものです。

積雪

26日夜から27日にかけて降った新雪の脆弱性が、まだ残っており、それが人的な刺激に反応しています。また、その後、風の弱い状態で多少の降雪があり、それがとても急な斜面で点発生雪崩を出しています。樹林の中でも新雪内に不安定性が残っている局所では、面発生雪崩が出ており、そのスラブはとても軟らかい状態です。積雪中層以下には問題となるところは発見されていません。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、朝晩、雪、最高気温2℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-3.9℃(5時現在)、過去12時間で新たな積雪はありません。白馬の谷の北端では雪雲が掛かっており、標高1,000 m付近で10- 20 cmの降雪となっています。

行動と地形の助言

今朝までの降雪が多かった白馬の谷の北側の地域に関しては、慎重な行動が必要です。樹林帯であっても、斜度を落とし、地形が積雪を支えにくい凸状などの地形局所に警戒してください。小さい雪崩であっても、発生区や走路内に樹木があるところで流されると致命的になりえます。不安定性は積雪の表層付近にありますので、安全な小さい地形を使って、その状態を確認してみてください。雪は滑走感のある良い状態です。安全な一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。