雪崩情報

白馬

2022/02/03 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(2日)はスキー場の朝の安全管理にて、サイズ1-2のストームスラブの雪崩が観察されました。標高1,500 m以下、方位は東~南東~南に面した斜面です。

積雪

森林帯上部では昨日の時点で、50 cm程度の新雪があり、その中にはまだ十分に強度を上げていない箇所があることが観察されています。旧雪と新雪の境界面、あるいは、新雪内の弱い箇所の確認が必要です。標高を上げる際は、やや南西寄りの中程度の風が、主稜線で夜間に吹いていたことを念頭に、新雪内の弱い箇所を調べてみて下さい。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、夕方から雪、最高気温4℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-4℃(5時現在)、過去12時間で約5 cmの降雪がありました。

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。自然発生の雪崩の可能性は低くとも、人的な誘発は起こりえます。雪崩の危険の見極めに最も重要な要素は「斜度」です。安全管理されているゲレンデとは意識を切り替えることが大切です。また、斜度に対する感覚は、足元の雪の状態(硬いか深い雪か)や周辺環境(樹林内か広い開放斜面か)でかなり変わります。斜度計(スマホの無料アプリもあります)を積極的に使ってみてください。雪の状態は良く、少し斜度を落としても、滑走感ある新雪が楽しめる日です。斜面の先に「地形の罠」のないシンプルな地形を探し、賢いグループマネジメントをしてください。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。